結婚するとそれまでの生活が一変します。

自分のペースで過ごすわけにもいかず、相手の生活時間帯に歩み寄っていかなければなりません。特に女性とっては、家庭の中で家事を率先してしなければならず、結婚後、働き方を変えることについて悩むことも多いのではないでしょうか。自分がこれまで築き上げてきたキャリアをあきらめるか、または、これまでと同様に働き続けるか、仕事は続けたいけれど家庭優先にしたいから仕事の時間を減らすのか、仕事も家事も両方しっかりやっていくのか。どの選択をするにしても、最も大切なことは相手との話し合いとお互いの理解です。

日本に古くから根付いている、夫は仕事、妻は家事という考え方から、近年は結婚しても多くの女性がそのキャリアを守れるような社会に少しずつなってはきていますが、それでも、やはり男性にとっては妻には家庭を守ってほしいという思いが強いのもまた事実です。

そのような中で、もし、これまでのキャリアを結婚を機にふいにすることはしたくないという女性ならば、必ず話し合ってほしいのは家事の分担についてです。お互いにできることやできる時間、時期などきちんと話し合って、どちらか一方の負担にならないようにしないと、フルタイムの共働きは長続きしません。

お互いに家庭生活がうまく回るように協力していかなければ幸せな家庭生活を築いていくことはできません。夫も妻も納得した上での働き方を選択していくことが重要なのです。